4月26日(水)、2年生は総合的な探究の時間「ドクターロード」の一環であるMSHで、川崎医科大学 放射線腫瘍学教室 勝井邦彰先生に、「切らずになおす、がんの放射線治療」というテーマで講義をしていただきました。先生は、まず放射線治療の手術治療との違いや利点について、次に外照射、密封小線源、非密封線源という種類と特徴について説明されました。特に外照射の中でもがん細胞にピンポイントに照射するリニアック、サイバーナイフ、ガンマナイフという先端機器を始めとし、最先端として川崎医科大学附属病院での強度変調放射線治療や、岡山県津山市にある陽子線治療施設について紹介され、放射線治療の進歩と有用性を強調されました。講義後には生徒数名の前向きな質問に対し、先生が丁寧に答えられる様子が印象的でした。
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