在校生生徒数(2025年5月1日現在)
男 | 女 | 合計 | |
---|---|---|---|
1年 | 14 | 14 | 28 |
2年 | 10 | 12 | 22 |
3年 | 9 | 11 | 20 |
県別在校生・卒業生一覧(2025年5月1日現在)
現代医学教育博物館研修
現代医学教育博物館は、豊富な実物標本等で現代医学の全般が学べる施設。1年次の1学期に施設で研修し、医学の歩みを学びます。
★ 臓器等のスケッチやレポートの形式等から「思考・判断・表現の力」を、考察や感想の記述から「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。臓器等をスケッチすることで、その臓器の特徴や構造に気づき、対象を細部まで観察する姿勢を養います。
医師へのインタビュー
1年次に生徒自らが診療科を選択し、質問事項を考えて、川崎医科大学附属病院・総合医療センターの医師に1対1でのインタビューを行います。
★ 見出しの的確さ等から「知識・技能の力」を、レポートの形式やポイントを押さえた記述等から「思考・判断・表現の力」を、医師の魅力とその理由の明確さから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。
メディカルスクール・アワー
1・2年次に川崎医科大学の教員による高校生向けにアレンジした専門的で高度な授業を受けます。
★ 講義内容のまとめの的確さ等から「知識・技能の力」を、レポートの形式や数値の図表化等から「思考・判断・表現の力」を、自分の考えや今後の抱負の明確さから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。図表等を工夫して記入できるよう、レポートは手書きでまとめます。
令和6年度開講テーマ一覧
テーマ | 講師 |
---|---|
超高齢化社会に突入した我が国で増加する泌尿器科疾患 | 泌尿器科学教室 大平 伸 先生 |
新型インフルエンザの出現メカニズム | 微生物学教室 内藤忠相 先生 |
“ヒト”の健康と“人”の健康 | 法医学教室 三浦雅布 先生 |
救急救命の現場(コードブルーの真実) | 救急医学教室 椎野泰和 先生 |
小児科の魅力について | 小児外科学教室 久山寿子 先生 |
病理医からのメッセージ(ミクロの世界がもたらす魅力と未来) | 病理学教室 佐貫史明 先生 |
体を動かす脳のふしぎ | 神経内科学教室 三原雅史 先生 |
腫瘍内科のおしごと | 総合内科学教室 越智宣昭 先生 |
テーマスタディ
自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する能力を身につけることを目的に、2年次に毎週1時間3~4人のチームごとに調査・実験・観察を行います。3学期には、全体研究発表会が行われ、医科大学の先生が審査員となり、次の評価の観点により、優秀なグループは表彰されます。
①グループの協力体制
②調査研究、内容に関する知識
③プレゼン資料(内容、レイアウト、図表)
④プレゼン技術(声、熱意)
⑤プレゼン姿勢(目線)
さらに、個人で研究レポートを完成させます。
★ ここでは次の観点でモデルとなるレポートを紹介します。
【好事例1】
A:実験が再現可能な表現ができている。実験内容が十分に練られている。
B:研究対象・着眼点が明確で、定量可能なものを取り扱い、評価することができている。
【好事例2】
A:実験が再現可能な表現ができている。得られた結果の検証を行い、考察することができている。
B:研究対象・着眼点が明確で、定量可能なものを取り扱い、評価することができている。
【好事例3】
A:実験が再現可能な表現ができている。研究対象が明確である。
B:結果から改良点を考察しながら実験内容を改善している。
【好事例4】
A:実験が再現可能な表現ができている。独創的な着眼点に基づいて研究を行うことができている。
B:研究対象に対して、定量可能なものに絞り込んだ調査を行い、評価することができている。
3つの附属病院見学
旭川荘研修
医科大学体験実習
2年次に2~3人のチームに分かれて、川崎医科大学の基礎・応用医学の研究室で解剖学や生物学などの体験実習を行い、レポートを作成します。レポートは「実習レポート」と「教室インタビューレポート」の2種類があります。「実習レポート」は目的、方法、観察・結果、考察・展望、結論を記入し、「教室インタビューレポート」は、研究室の特徴・研究内容等を記入します。
★ 教室の特徴・研究内容の記述の的確さなどから「知識・技能の力」を、基礎・応用医学の研究の重要さや奥深さを押さえた記述等から「思考・判断・表現の力」を、医学を学ぶ上で、物理・化学・生物・数学など高校での学習について気付いたことから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。
令和6年度体験実習一覧
教室名 | 実習内容 |
---|---|
解剖学 | 単一ニューロンの可視化と形態学的解析 |
生理学1 | 心臓の研究 |
生理学2 | うつ病と運動の研究 |
生化学 | 癌細胞研究 |
微生物学 | 様々な微生物を観る |
ミリメートルからナノメートルまで | |
薬理学 | くすりのリスク~DNA and...~ |
免疫学 | 免疫疾患のモデル細胞・マウスを用いた研究 |
病態代謝学 | 子供の難病の研究 |
分子遺伝医学 | 自分の遺伝型と体質を比較してみる |
衛生学 | 遺伝子発現解析(PCR)について |
寮内設備
共用施設
セキュリティシステムを完備し、生徒が勉強に集中できる、快適で安全な環境を整えています
本校は寮と校舎棟が同じ敷地内にあり、便利で快適な環境のもと、規則正しい生活を送ることで勉強に集中することができます。寮では、舎監・寮職員が生活を見守り、生徒たちの毎日をきめ細かくサポート。施設設備も防犯カメラやカードキーなど万全のセキュリティシステムを完備し、安全を確保しています。食堂や売店を完備。学校生活を楽しく、便利にサポート
本校のサービス棟には食堂や売店・髙島屋を完備。友達と楽しくランチタイムを過ごしたり、毎日の生活で必要なものを購入することができます。学校生活が楽しく、便利に過ごせるようにサポートしています。
志や環境が同じ仲間と学校生活を共に過ごすことは、改めて将来の目標が明確になり、お互いを励ましあい、切磋琢磨できる環境です。