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本校の概要
建学の理念 学校長挨拶 沿革 川崎学園ネットワーク 全国エリアでの生徒募集 施設紹介 資料 川崎医科大学附属高等学校 全体構想(3つの方針:グラデュエーション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)〔PDF〕 川崎医科大学附属高等学校 いじめ防止基本方針〔PDF〕 川崎医科大学附属高等学校 運動部活動に係る活動方針〔PDF〕
教育内容
良医をめざす教育「ドクターロード」 現代医学教育博物館研修 医師へのインタビュー メディカルスクール・アワー 3つの附属病院見学 旭川荘研修 テーマスタディ 医科大学体験実習 卒業生講話会 現役で医科大学、医師合格を目指す教育 教育課程 授業・指導方法 講演会 部活動
川崎医科大学への推薦入試制度
学校説明会・オープンスクール・学校見学会・進学相談会
入試のご案内
受験までの流れ 総合判定型入試(専願) 専願入試(学科試験型) 一般入試 一般入試プレテスト 出題のねらい・教科アドバイス等について 生徒募集要項〔PDF〕 入試調査書ダウンロード 転入学試験 受験上の注意 入学試験における感染症対策について 入学試験バス運行について
全寮制スクールライフ
全寮制の特色 一日の生活 年間行事 年間行事
卒業生の活躍
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本校の4つの特長と魅力

1.良医を育てる教育の歴史と実績

 医学の知識・技術に秀でるだけでなく、人間(ひと)として優れた『良医』を育てたい―創設者である川﨑祐宣の志によって本校は1970年に川崎医科大学とともに開校されました。2025年3月末までの卒業生は1,836人で、卒業生数から換算すると全国の医師約200人に1人が本校の卒業生となります。
 志や環境が同じ仲間と学校生活を共に過ごすことは、改めて将来の目標が明確になり、お互いを励ましあい、切磋琢磨できる環境です。

在校生生徒数(2025年5月1日現在)

合計
1年 14 14 28
2年 10 12 22
3年 9 11 20

県別在校生・卒業生一覧(2025年5月1日現在)

県別在校生・卒業生一覧(2025年5月1日現在)


2.川崎医科大学への学校推薦型選抜制度

 医学部受験は年々その厳しさを増しており、高校卒業者数と医学部の募集定員から見ると、約1%しか医学部に進学することができません。川崎医科大学では過去3年間(2022~2024年度)の一般選抜倍率は23.4倍と大変狭き門でした。そのような中、本校は学校推薦型選抜制度を活用することで、倍率は1.2倍で、受験者75名中65名が入学しています(過去3年間(2022~2024年度)実績)。本校から川崎医科大学に進学する生徒のほとんどが現役生です。生徒には単なる医学部受験のための勉強ではなく、「良医になる」ための勉強に集中できる制度・環境を提供しています。
高校から大学まで9年間の学びを意識した教育
全国で唯一の医科大学附属高校という特長を生かし、本校では高等学校の3年間だけでなく、医科大学での6年間も含めた「9年一貫教育」を実施しています。本校での3年間は、「良医」という目標を意識した教育を展開します。医科大学での授業をはじめ、医学に対する基礎を固める充実した3年間を過ごすことで、その先の6年間の学びをより深く実り多いものとします。

3.高大接続による特色ある教育

 本校は、医学を学ぶ上で特に重要な数学・英語・理科の授業を充実させています。放課後には全員参加の補習を実施したり、一部の授業を「演習」とし、習熟度別クラス編成を行うなど、それぞれのレベルに合わせてきめ細やかな指導を行っています(土曜日午後の補習や夜間学習も実施)。
 また、川崎医科大学と連携して1・2年次には総合的な探究の時間「ドクターロード」を実施。以下ご紹介するような、本校にしかできない多彩なプログラムを用意しています。

現代医学教育博物館研修

現代医学教育博物館は、豊富な実物標本等で現代医学の全般が学べる施設。1年次の1学期に施設で研修し、医学の歩みを学びます。



生徒のレポート紹介〔PDF〕


★ 臓器等のスケッチやレポートの形式等から「思考・判断・表現の力」を、考察や感想の記述から「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。臓器等をスケッチすることで、その臓器の特徴や構造に気づき、対象を細部まで観察する姿勢を養います。

医師へのインタビュー

1年次に生徒自らが診療科を選択し、質問事項を考えて、川崎医科大学附属病院・総合医療センターの医師に1対1でのインタビューを行います。



生徒のレポート紹介〔PDF〕


★ 見出しの的確さ等から「知識・技能の力」を、レポートの形式やポイントを押さえた記述等から「思考・判断・表現の力」を、医師の魅力とその理由の明確さから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。

メディカルスクール・アワー

1・2年次に川崎医科大学の教員による高校生向けにアレンジした専門的で高度な授業を受けます。


生徒のレポート紹介〔PDF〕


★ 講義内容のまとめの的確さ等から「知識・技能の力」を、レポートの形式や数値の図表化等から「思考・判断・表現の力」を、自分の考えや今後の抱負の明確さから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。図表等を工夫して記入できるよう、レポートは手書きでまとめます。

令和6年度開講テーマ一覧

テーマ 講師
超高齢化社会に突入した我が国で増加する泌尿器科疾患 泌尿器科学教室
大平 伸 先生
新型インフルエンザの出現メカニズム 微生物学教室
内藤忠相 先生
“ヒト”の健康と“人”の健康 法医学教室
三浦雅布 先生
救急救命の現場(コードブルーの真実) 救急医学教室
椎野泰和 先生
小児科の魅力について 小児外科学教室
久山寿子 先生
病理医からのメッセージ(ミクロの世界がもたらす魅力と未来) 病理学教室
佐貫史明 先生
体を動かす脳のふしぎ 神経内科学教室
三原雅史 先生
腫瘍内科のおしごと 総合内科学教室
越智宣昭 先生

テーマスタディ

自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する能力を身につけることを目的に、2年次に毎週1時間3~4人のチームごとに調査・実験・観察を行います。3学期には、全体研究発表会が行われ、医科大学の先生が審査員となり、次の評価の観点により、優秀なグループは表彰されます。
①グループの協力体制
②調査研究、内容に関する知識
③プレゼン資料(内容、レイアウト、図表)
④プレゼン技術(声、熱意)
⑤プレゼン姿勢(目線)
さらに、個人で研究レポートを完成させます。


生徒のレポート紹介〔PDF〕


★ ここでは次の観点でモデルとなるレポートを紹介します。
【好事例1】
A:実験が再現可能な表現ができている。実験内容が十分に練られている。
B:研究対象・着眼点が明確で、定量可能なものを取り扱い、評価することができている。
【好事例2】
A:実験が再現可能な表現ができている。得られた結果の検証を行い、考察することができている。
B:研究対象・着眼点が明確で、定量可能なものを取り扱い、評価することができている。
【好事例3】
A:実験が再現可能な表現ができている。研究対象が明確である。
B:結果から改良点を考察しながら実験内容を改善している。
【好事例4】
A:実験が再現可能な表現ができている。独創的な着眼点に基づいて研究を行うことができている。
B:研究対象に対して、定量可能なものに絞り込んだ調査を行い、評価することができている。

3つの附属病院見学

1・2年次に川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センター、川崎医科大学高齢者医療センターの最先端の医療機器や医療環境を見学します。

旭川荘研修

社会福祉法人旭川荘は障がい者・高齢者のための関連施設。1・2年次に施設での実地体験を行い、医療福祉の現状を学びます。

医科大学体験実習

2年次に2~3人のチームに分かれて、川崎医科大学の基礎・応用医学の研究室で解剖学や生物学などの体験実習を行い、レポートを作成します。レポートは「実習レポート」と「教室インタビューレポート」の2種類があります。「実習レポート」は目的、方法、観察・結果、考察・展望、結論を記入し、「教室インタビューレポート」は、研究室の特徴・研究内容等を記入します。


生徒のレポート紹介(教室インタビュー)〔PDF〕


★ 教室の特徴・研究内容の記述の的確さなどから「知識・技能の力」を、基礎・応用医学の研究の重要さや奥深さを押さえた記述等から「思考・判断・表現の力」を、医学を学ぶ上で、物理・化学・生物・数学など高校での学習について気付いたことから「主体的に学習に取り組む態度」を評価し、優秀なレポートを紹介します。

令和6年度体験実習一覧

教室名 実習内容
解剖学 単一ニューロンの可視化と形態学的解析
生理学1 心臓の研究
生理学2 うつ病と運動の研究
生化学 癌細胞研究
微生物学 様々な微生物を観る
ミリメートルからナノメートルまで
薬理学 くすりのリスク~DNA and...~
免疫学 免疫疾患のモデル細胞・マウスを用いた研究
病態代謝学 子供の難病の研究
分子遺伝医学 自分の遺伝型と体質を比較してみる
衛生学 遺伝子発現解析(PCR)について

4.自律心・協調性が身につく全寮制

本校は、医師への熱い志を抱いて全国から集まってきた入学者全員が入寮し、生活全般を通じて3年間を共に過ごす全寮制です。学校では教員が、寮では舎監・寮職員が、一人ひとりを温かく見守り、支えていきます。生徒は、こうした他では得がたい環境の中で、学力はもちろん、自律心や友情、他人への思いやりなど生きる力を身につけ、「良き医師」をめざして力強く前進していくことができます。
(男子寮・女子寮共に原則学年別のフロアになっており、全室個室です。)

 


寮内設備

共用施設

セキュリティシステムを完備し、生徒が勉強に集中できる、快適で安全な環境を整えています

本校は寮と校舎棟が同じ敷地内にあり、便利で快適な環境のもと、規則正しい生活を送ることで勉強に集中することができます。寮では、舎監・寮職員が生活を見守り、生徒たちの毎日をきめ細かくサポート。施設設備も防犯カメラやカードキーなど万全のセキュリティシステムを完備し、安全を確保しています。

食堂や売店を完備。学校生活を楽しく、便利にサポート

 本校のサービス棟には食堂や売店・髙島屋を完備。友達と楽しくランチタイムを過ごしたり、毎日の生活で必要なものを購入することができます。学校生活が楽しく、便利に過ごせるようにサポートしています。

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